TOP 文学部卒業生 栗田 航

自分の学生生活に自信を持って!

2018年度 史学地理学科 地理学専攻
栗田 航さん
就職先
日野自動車株式会社
要素部品調達部 プレス部品グループ
PROFILE

趣味は旅行、お酒、ドライブ、サッカー観戦です。学生時代から国内外各地に旅行し、お酒を飲んでいました。
今でも同じゼミだった友人たちとは飲みに行ったりしています。

文学部生に4つの質問

入社してから、現在までの仕事について教えてください。

2019年に入社、調達に配属されて4年目になりました。
調達の主な役割は、完成車の約7割を占める外製部品を、品質・コスト・納期の観点に基づいて「最適発注」することです。
入社1年目には、OJTを通して調達業務の基礎を身に付けるとともに、工場実習で製造ラインに入り、ものづくりの基本を学びました。
2年目からはバイヤーとして担当仕入先を持ち、仕入先との窓口になるとともに、仕入先選定や価格決定、原価低減活動等にあたっています。

どんな時に仕事のやりがいを感じていますか?

エンドユーザーと関わる機会がほとんど無い部署ではありますが、社内外での調整業務が多いため、自分がした準備や作成した資料が課題解消に向けて役立ったときにはやりがいを感じます。
また、メーカーは扱う商材が目に見えるため、世の中で自社製品が使われている場面を目にすると、励みになります。

文学部での学びが社会(仕事)でどのように活かされましたか?

地理学専攻でモットーとしていた、「歩く、観る、考える」の姿勢が、現在の仕事にも役立っています。
製造業でも現地・現物・現実を重視する「三現主義」という考え方があります。
現在就いている調達業務においては、製品の作り方を理解していなければ、正しい価格決定や原価低減はできません。製品と仕入先の製造工程を実際に見た上で改善方法を考えることが必要です。
そういった面で、地理学専攻での学びが活きていると感じています。

文学部での学びが就職活動でどのように活かされましたか?

1年時からゼミや演習で発表する機会が多くあったため、自分の考えを人前で説明する力と、他人の考えを咀嚼して理解する力が身につき、面接でも役に立ったと感じています。
また、文学部では他専攻の講義や共通科目などの自分の専門以外の授業も充実しており、様々な授業を受ける中で、自分はどんなことに興味があるのか、それに対してどうアプローチするのか、といったことを考える助けになりました。

文学部生のメッセージ

大学時代を振り返ると、ゼミやサークル、長期間の海外旅行などなど、学生だからこそ自由に経験できたことも多く、とても貴重な時間でした。
皆さんもぜひ、何でも良いので色々なことに挑戦してみてください。就職活動においても、今後の人生においても、何らかの糧となるはずです。
また、就職活動においては、文学部だから…と気にする必要はありません。皆さんの経験や考え、学んだことを武器として挑めば大丈夫です。
ぜひ、文学部生であることに誇りを持って、悔いのない学生生活を送ってください。応援しています。

会社情報

就職先
日野自動車株式会社
業種
メーカー
会社ホームページ
https://www.hino.co.jp