TOP 文学部卒業生 村上 翔

文学部で学んだ専門知識を活かし、プロフェッショナルの道へ進む

2019年度 史学地理学科 地理学専攻
村上 翔さん
就職先
株式会社パスコ
関西事業部 技術センター 国土情報部 地理情報一課
PROFILE

大学では地理学を専攻する傍ら、自転車旅行サークルに所属し、全国各地を巡りました。日本の隅々をキャンプしながら自転車で旅したことは、大学生らしい良い経験であったと思います。

文学部生に4つの質問

入社してから、現在までの仕事について教えてください。

技術職として入社し、航空測量を担う部署において主に航空レーザ測量業務を担当しております。航空レーザ測量とは、航空機からレーザ光を照射し、地形や地物の高さを計測する測量手法の一種です。河川や山地、森林などを対象に計測を行うことが多いです。普段の業務では、計測のための飛行コースの設定、データの解析、数値標高モデルや各種図面といった各種成果品の作成などを行っております。時には現地に赴いて、計測や水質調査も行います。

どんな時に仕事のやりがいを感じていますか?

自分が作成したデータが活用された時です。航空レーザ測量により取得したデータは防災をはじめとした数多くの分野で利用されております。特に近年では豪雨災害や盛土災害対策が全国的に喫緊の課題となっており、治水計画や砂防、違法盛土の調査に航空レーザ測量によるデータが使用されております。なかなか一般の人の目に留まる機会が少ない業界ではありますが、人々の安心安全な暮らしを支える縁の下の力持ちのような仕事であることにやりがいを感じております。

文学部での学びが社会(仕事)でどのように活かされましたか?

測量学で学んだ測量に関する基礎知識はもちろんのこと、地理学専攻で学んだ専門知識が現在の業務に役立っております。特に地形学で学んだ地形営力に関する知識は、測量して得られた地形図からどのような問題が生じているのかを推測するのに活かされております。ほかにも地理学の諸分野で身につけた知識があることによって、お客様に根拠をもってわかりやすく業務に関する説明ができております。また、大学で身につけた知識を業務で発揮することができることは、仕事に対して大きなモチベーションになっております。

文学部での学びが就職活動でどのように活かされましたか?

1年次よりあった演習の授業が多面的に就職活動に役立ったと思います。就職活動や社会人においては、自分の考えをまとめて話すことも大切ですが、相手の話を聴き、その意図を理解し、それに見合った受け答えをすることも重要です。演習での質疑応答を通じて、自分の意見を話すこと、そして当意即妙に受け答える力を鍛えられたことが面接で非常に役立ちました。また、4年間を通じてレポートを多く書いたことにより培った文章力が、ESや小論文の試験において活かされました。

文学部生のメッセージ

就職活動において重要なのは、どのような会社に入りたいかよりも、どのような仕事を行いたいかであると思います。自己分析などを通じてやりたいことを見つけて、それを軸に就職活動を行えばきっとうまく行くと思います。文学部だからと言って就職活動が不利ということは決してありません。文学部において学んできたことは大いに社会で役立ちます。今まで自分が何をやってきたか整理し、どのようなことをしたいかと考えれば、自ずとやるべきことは見えてきます。皆様が納得いく就職活動ができるように、陰ながら応援しております。

会社情報

就職先
株式会社パスコ
業種
サービス・インフラ
会社ホームページ
https://www.pasco.co.jp/