「今」を支えるかつての「学び」
公開日:
- 就職先
- 埼玉県立入間向陽高等学校
- 1学年
- PROFILE
映画鑑賞と、自分の好きな歴史系や仕事に関わる教育系を中心とした読書が趣味です。また中学生から始めた剣道は現在も続けており、部活動の中で生徒と稽古をしたり、剣友会に通ったりしながら精進を重ねています。
入社してから、現在までの仕事について教えてください。
大学を卒業と同時に高校教師となり、5年目となります。教科は地歴公民科で、専門である日本史を中心に様々な科目を担当してきました。教員2年目で初めて担任を受け持ち、日々の授業やHR、体育祭や修学旅行といった学校行事を生徒と共に過ごし、無事に卒業させることができました。現在は再び1年生の担任を務めています。また剣道部の顧問として、指導に励んでいます。
どんな時に仕事のやりがいを感じていますか?
未来ある生徒たちと青春を共に過ごす毎日にやりがいを感じます。授業やHRはもちろん、体育祭や文化祭を一緒に取り組んだり、修学旅行でかけがえのない体験を共有したり、はたまた休み時間に他愛もない話をしたり。あるいは部活動の大会で勝った、進路を決定することができた等の喜びを分かち合えるのも本当に有り難いです。そうして3年間を全うし、生徒が卒業した時に、苦楽を共にした日々こそがやりがいだったのだと改めて実感しました。初めて担任をした生徒たちの卒業式は一生忘れることはないでしょう。
文学部での学びが社会(仕事)でどのように活かされましたか?
教師という仕事の性質上、大学で学んだ専門的な知識がそのまま授業に生かされています。専攻していた日本史に関する授業はもちろんですが、西洋史やアジア史、倫理学や哲学、そして科学思想史やエジプト考古学など教員免許を取得するために多様な授業を受講したことで豊富な知識を得ることができました。そのため、様々な事象に関連付けた授業を展開することができています。
加えてレポートや卒業論文を書く際に経験した、史料を探したり、専門書を読んだりしながら自分の考えをまとめていくという流れが教材研究に役立っています。
文学部での学びが就職活動でどのように活かされましたか?
文学部ではレポートを出す機会が多くあり、同時に複数のレポートを抱えることも多々ありました。そうした中で、提出期限や分量を鑑み、スケジュールを立てながら課題に取り組むという習慣が確立することができました。それにより長期にわたる教員採用試験の勉強を自律的に行えたことに繋がったと感じます。また埼玉県の教員採用試験では一般教養科目が存在しますが、私は自信を持って臨むことができました。これは文学部の幅広い授業を受講したことで教養も深まり、読む本の種類も格段に増えたからこそです。
会社情報
- 就職先
- 埼玉県立入間向陽高等学校
- 業種
- 教育
- 会社ホームページ
- https://irumakoyo-h.spec.ed.jp/