TOP 文学部卒業生 岡田 和大

最後までやり抜くこと

2021年度 心理社会学科 現代社会学専攻
岡田 和大さん
就職先
味の素株式会社
PROFILE

大学では体育会競走部に所属し箱根駅伝を目標に活動していました。陸上競技自体は9歳から始め、約14年間陸上漬けの人生でした。今の趣味は美味しい食事と一緒に美味しいお酒を飲むことです。

文学部生に4つの質問

入社してから、現在までの仕事について教えてください。

現在、入社2年目になります。職種は「Sales&Marketing」で営業職に当たります。具体的な業務内容は大きく2つで外食営業と加工営業です。外食営業では普段皆様が利用される居酒屋・ホテル・カフェ・学食に加え、病院老健施設や自衛隊等に対するメニュー提案、加工営業では他社食品メーカーの製品に対する弊社原料提案等、幅広い業態・業種へ食を通じた様々な提案をしています。
(実はコンビニエンスストアのおにぎりや、あるメーカーのお菓子・ジュース・お酒など様々なところに味の素製品が隠れていたりします。)

どんな時に仕事のやりがいを感じていますか?

私が提案した商品やメニューが実際に飲食店で提供されているところを見た時です。メニューを見てその中に味の素製品が使われていることは目には見えませんが、それを美味しそうに食べているお客様の顔を見ると大きな喜びを感じます。

文学部での学びが社会(仕事)でどのように活かされましたか?

現代社会学専攻で培った「社会課題に向き合う」ということが現在の仕事に活かされているように感じます。弊社では「食を通じた社会課題の解決」というテーマがあります。現在、食の分野において「飲食店の人手不足」「食品フードロス」「栄養不足」「塩分過多」など非常に多くの課題があります。日々その課題に向き合い仕事をしています。
「社会課題に向き合う」というのはどの業界においても共通して必要になるスキルです。そして文学部はそのスキルを身に付けられる場所だと思います。

文学部での学びが就職活動でどのように活かされましたか?

上記にも記載させていただきましたが「社会課題に向き合う」という経験は就職活動に活きたと感じました。実際の面接では今の食品業界の様々な課題を解決していきたいという強い思いを熱く語ることができました。特に現代社会学専攻では非常に幅広い社会問題に触れることができる分野だと感じています。

文学部生のメッセージ

学生時代は「文学部は就職活動に不利」という言葉をよく耳にしていましたが、正直そこは全く関係ないと自身の経験から断言できます。最も大切なことは「何か1つのことを突き詰め、それを最後までやり抜くこと」だと思います。それは部活でもゼミでもアルバイトでも自身が高い志を持ち取り組んだことであれば何でもいいです。その素晴らしい経験は必ず相手に伝わりますし、社会人になってからの糧となり、あなたの背中を押してくれます。是非、今の目の前のことに今しかできないことに一生懸命取り組んで下さい。応援しています!

会社情報

就職先
味の素株式会社
業種
メーカー
会社ホームページ
https://www.ajinomoto.co.jp/