Brevity is the soul of wit.
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学生時代は明治大学シェイクスピアプロジェクト(通称MSP)に所属し、シェイクスピア作品の翻訳や制作を担当させていただいておりました。趣味は観劇。最近は宝塚を多く拝見しております。
入社してから、現在までの仕事について教えてください。
現在は都内中学校にて学校事務職員として勤務しております。私が担当しているお仕事は主に3つございます。一つ目は、教職員の方々の毎月の給与データをシステムに入力するお仕事。二つ目は、生徒さんの親御様にご負担いただいている給食費や教材費を管理し、各業者へ支出を行うお仕事。三つ目は、宿泊行事に際し、旅行会社や教育委員会とやり取りをし、引率教員の旅費を支出・清算するお仕事です。いずれにしましても、人様のお金を取り扱うお仕事でございますので、ミスのないよう慎重に責任感を持って取り組ませていただいております。
どんな時に仕事のやりがいを感じていますか?
教職員の皆さまや生徒さん、生徒さんの親御様などから「ありがとうございます。」といった温かいお言葉をいただく際に、やりがいを感じることが多いです。また、生徒さんが「学校」という場所で繰り広げる青春の数々を拝見しておりますと、自分に任せていただいているお仕事が生徒さんの「今この瞬間」乃至は「未来」に直結しているんだと実感し、「もっと頑張ろう!」という気持ちが強くなります。
文学部での学びが社会(仕事)でどのように活かされましたか?
私は演劇学専攻での授業やMSPでの活動を通じて、シェイクスピア作品の解釈・翻訳に力を入れてまいりました。その中で身についた「考える力」や「伝えたいことを要約して伝える力」が今のお仕事に活きていると考えております。ただ与えられた業務をこなすだけがお仕事ではありません。一歩進んで業務改善や課題解決に向けて日々「考える」ことも大切なお仕事です。また、管理職に決裁をいただく際には、どのような事案が発生しているのか、お金の出処はどこなのか等、要約して簡潔にご説明しなければならない場面も出てまいります。
文学部での学びが就職活動でどのように活かされましたか?
先述いたしました、「考える力」や「伝えたいことを要約して簡潔に伝える力」は、公務員試験における論文試験や面接試験に活きたと考えております。論文試験では、今現在自治体内で発生している課題に対し、どうアプローチしていくべきなのかを自ら「考え」、指定された文字数に合わせて「簡潔に述べる」ことが重要になってまいります。また面接試験では、面接官の質問に対し、的外れなことを冗長に述べず、論理的に伝えたいことを簡潔に述べられるかどうかが鍵となります。
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