TOP 文学部卒業生 高野 千歳

就活は自分と向き合う貴重な時間      将来、どんな姿でいたいですか?

2020年度 文学科 文芸メディア専攻
高野 千歳さん
就職先
東京海上日動火災保険株式会社
横浜中央支店・直轄課マーケット開発第二チーム
PROFILE

大学では、他学部の授業の受講や留学生の多いイベントに参加して、視野を広げることを意識しました。アルバイトやインターンシップも様々な業界に挑戦しました。現在も、社内外のイベントに積極的に参加しています。

文学部生に4つの質問

入社してから、現在までの仕事について教えてください。

現在、入社3年目となります。入社1年目から営業職として、代理店営業を行なっています。代理店さんからのお問い合わせの対応や自社商品に関する定期的な情報提供、各種キャンペーンの推進等が主な業務です。代理店さんに同行し、直接お客様にリスクコンサルティングを行うこともあります。さらに、代理店経営者と対話し、代理店さんが目指す姿を実現できるよう支援します。適切な保険募集、デジタル手続きを活用した事務作業の削減、サービスの向上等、代理店さんを通して、社会に安心をお届けできるように日々努めています。

どんな時に仕事のやりがいを感じていますか?

代理店さんを通して、お客様の力になれた時、やりがいを感じます。代理店さんは、数ある商品の中からお客様のご意向に合わせて保険提案を行います。その際、お客様に想定されるリスクを把握し、適切な引き受け方法が求められます。代理店さんと相談し、お客様のご希望に応えられた時やお客様が把握されていなかったリスクに気が付き、補償提案ができた時、やりがいを感じます。同時に、お客様の力になれたことで代理店さんに喜んでいただけると、とても嬉しくなり、さらに頑張ろうと思います。

文学部での学びが社会(仕事)でどのように活かされましたか?

お客様や代理店さんからのご質問をいただいた際、相手が何を望んでいるのか、何故この質問をされるのかを考えることで的確に回答することができます。言葉に隠れた相手の意図を把握することがとても大切です。また、情報提供を行う際、どうしたら相手に分かりやすく伝えられるか伝え方を工夫し、適切に言葉を選ぶことが重要です。代理店営業に欠かせないこれらの力は文学部で学んだことで身に付いたと思っています。他にも、文章を読んだり、書いたりする機会がとても多いので、文学部の学びは確実に仕事に役立っています。

文学部での学びが就職活動でどのように活かされましたか?

就職活動では、自分の軸をしっかりと捉えることが大切だと思っています。文学部の学生は、物事の捉え方が一つではないことをよく知っているのではないでしょうか。立場が違えば見方が違い、同じ言葉も人によって伝わり方が違う、そのことを念頭に就職活動に臨んでみてください。「自分だったらこう考える」を繰り返すことで、自分がどんな立場で何をしたいかが見えてくると思います。また、他人の意見を知ることで視野が広がります。企業のことも様々な角度から見られるようになります。面接やグループワークでも役立つと思います。

文学部生のメッセージ

キャリア選択では、何がしたいかを考えることは大切ですが、同時に将来どうなりたいか、自分のなりたい姿を考えることも重要だと思っています。この先の人生、自分をどのように成長させたいかを考えることで就活の軸が見えてくると思います。就活は大変だと感じる時もありますが、就活ほど多くの人に出会え、様々な業界に触れる機会はなかなかありません。出会った仲間や経験は貴重な財産になります。友人や仲間と協力して、とことん自分と向き合い、自信を持って最後までやり切ってください。応援しています。

会社情報

就職先
東京海上日動火災保険株式会社
業種
金融
会社ホームページ
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/